愛している人がいた。
もう、この人だけだと思っていた。
一生この人と、生きていけるのだと思っていた。

なのに。

子どもが出来た。
あの人は、いなくなった。
私は、捨てられたのだ。
あの人と私、ふたりきりではなくなったから。
あの人は消えてしまった。

私は、またひとりぼっちに戻ろうと思った。
「ひとりに戻って、あの人を探そう」
でも、出来なかったの。
ふたりになった私は、勝手にひとりに戻ることは出来ない。
涙が出た。
ひとりになろうとしたことが哀しくて、ひとりに戻れないことが悔しくて。
もう二度と、あの人に会うことは出来ない。


愛してる人がいた。
これからは、愛していくべき人がいる。
私は、ふたりぼっち。
みんな、ふたりぼっちなんだ。





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久々すぎて、下手になっています。
あぁ・・・今年はもうちょっと更新したいです。